オフィスアワーで学生のサポート
日本映画大学は2011年に設立された、日本で唯一の映画学部のみの単科大学です。
神奈川県川崎市内に、「白山キャンパス」と「新百合ヶ丘キャンパス」の2ヵ所のキャンパスがあります。
日本映画大学の学部は映画学部で、「映画学科」しかありません。
コースが「創作系」と「理論系」に分かれており、創作系には脚本演出コース、撮影照明コース、録音コース、編集コース、ドキュメンタリーコースがあり、理論系は理論Aコースと理論Bコースの2種類です。
日本映画大学で作られた映画は世界に向けて公開されるので、語学教育としてコンピュータを使った英語学習以外に、韓国語や中国語の入門コースがあります。
世界各国の映画学校と連携して、外国人留学生や海外からの研究者の受け入れを積極的に行っていることから、多国語を話す授業が取り入れられています。
日本映画大学は、学生に対するサポートがたいへん充実しています。
キャリアサポートセンターでは、キャリア・カウンセラーが待機しており、学生からの相談を受け付けることが可能です。
また、「オフィスアワー」という制度があり、担当教員に創作上の悩みなどを相談することができます。
学生相談室は相談の場として利用が可能で、専任の教師や非常勤講師に対して誰にでも相談できます。
さらに、カウンセリングルームを設けており、学生生活でさまざまな問題や悩みが生じたときに、カウンセラーに解決策を考えてもらえるので、心強いサポートです。
日本映画大学の施設
白山キャンパスは「今村昌平記念スタジオ」と隣接しており、フィルムやビデオの撮影に対応したダビングルームや編集室を完備しています。
また、緑豊かなキャンパスは自然が豊かでロケーションに恵まれており、撮影実習に最適です。
今村昌平監督は故人ですが、カンヌ国際映画祭にて、グランプリを2回も受賞した、日本を代表する映画監督の一人です。
芸術関係の施設が集まっている地域の中心に所在しているのが新百合ヶ丘キャンパスです。
レコーディングスタジオや音声の編集を行うワークルーム、色調補正を行うグレーディングルームなどを備えています。
キャンパス内には、映画関係の専門書が読める図書館、講義やゼミなどに利用できる講義室、パソコンが使える情報処理室、自主研究やグループ研究の場所として利用できる自習室などがあります。
イベント情報
日本映画大学で制作した卒業制作作品を、上映会で発表できます。
通常の映画のように予告編やメーキングなども公開可能です。
日本映画大学の卒業制作作品はマスコミでも注目されますから、監督インタビューや現場レポートなどが公開されます。
卒業制作作品を、新人監督の登竜門であるさまざまな映画祭に出品することも可能です。
映画祭や芸術祭などアート系のイベントがたくさんあることから、作品を発表する機会に恵まれるでしょう。